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日本国首相様 防衛庁長官様 2002年4月7日
浜松基地司令様
基地内自衛隊員様 NO! AWACSの会浜松
AWACSのグアム派兵に抗議し、海外派兵と訓練の中止を求める要請書
2002年4月7日から5月1日にかけて浜松基地からAWACS(空中警戒管制機)がグアム島でおこなわれる空の日米共同訓練に参加します。今回の訓練はグアムへと派兵し慣熟訓練をおこない、4月15日から26日にかけて日米共同訓練をおこない、その後撤収するというものです。わたしたちは今回のグアムへのAWACSの派兵に断固として抗議し、その派兵と訓練の中止をここに求めます。
今回の参加機種を見ると日本・築城F15、浜松AWACS、小牧C130、米軍三沢F16、横田C21、岩国FA18・EA6Bであり、この編成をみると、浜松のAWACSが日米共同指揮の空のセンターとして使われることになります。2002年の3月に東北でおこなわれた日米共同訓練ではすでに浜松のAWACSが日本の三沢や千歳のF15、F4、米軍三沢の
F16を指揮するセンターとして使われています。
今回の訓練では昨年に続き、海外で浜松のAWACSに米軍が乗り込み共同して日米の戦闘機を指揮します。昨年は米軍のAWACSが参加しましたが、今回は日本のAWACSだけで警戒指揮をし、浜松のAWACSのみによる指揮となります。また派兵期間も「慣熟」を口実に長期化しています。
このような訓練は日本国憲法に違反するものであり、集団的自衛権行使につながる訓練です。また海外での無法の戦争を拡大する米軍を支援するものであり、アジアの民衆に銃口を向けていくことにほかなりません。
浜松のAWACSは、1998年の浜松配備、2000年の実戦配備、2001年のグアム派兵、2002年に入っての日米の共同指揮機としての本格的活用の開始にみられるように、日米共同作戦の空の司令塔としての役割をいっそう担うようになってきています。
かつて浜松は陸軍航空部隊の出撃拠点でした。飛行第7連隊や飛行60戦隊など浜松の部隊は中国各地で戦略無差別爆撃をおこない、陸軍浜松飛行学校は航空毒ガス戦の秘密訓練を中国東北部まで出かけておこないました。基地周辺での訓練は増加し、墜落事故が増え、浜北市平口新田の住民を誤爆する事件までおこしました。この侵略戦争期の訓練や実験は実際にアジアの人々の殺戮に使われていきました。
現在おこなわれている訓練も過去の歴史に見られるようにアジアの民衆を殺戮することにつながります。すでに今回の訓練に参加する三沢のF16はイラクの空爆をおこなってきた軍用機です。現在日本がインド洋でおこなっている自衛艦による米艦へのジェット燃料の給油はアフガン攻撃に使われています。これらの米軍の攻撃によって多くの民衆が生命を奪われています。今回の訓練は米軍の戦争に日本のAWACSを投入するためのものとも見られます。
わたしたちはこのような動きに抗議の意志を示し、AWACSの海外派兵と日米共同作戦下の訓練の中止を求めます。また、日本の民衆を動員し民衆に銃口を向けることにもなる「有事立法」の制定の中止をここに強く要請します。
わたしたちは浜松市民として浜松を再び戦争の拠点とする動きに断固として反対の意志を示すとともに、自衛隊員のみなさんに反戦平和を呼びかけます。
連絡先 浜松市浜松郵便局私書箱七七号
NO! AWACSの会浜松
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