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浜松基地司令様 2002年4月7日
浜松基地内自衛官様 NO! AWACSの会浜松
浜松を再び戦争の拠点にしないための要請書
98年と99年にかけて浜松基地へとAWACSが計4機配備され、99年には基地広報館が開館し、ブルーインパルスの曲芸飛行も17年ぶりにおこなわれました。
2000年4月にはAWACSの実戦運用がはじまり、8月には浜松のAWACSが九州での日米共同訓練に参加しました。2001年にはグアム島での日米共同訓練に米軍のAWACSとともに参加し、浜松のAWACSに米軍人が同乗して米日が共同して空中戦の指揮が行われました。
9.11事件以後、防衛庁はインド洋へのAWACSの派兵をねらい、9月末には日本からの米空母キティホークの出撃を空から支援しました。テロ対策法以後の日本の自衛隊による空・海からの米軍支援に対しても浜松のAWACSが使用されていると見られます。
2002年3月におこなわれた東北での日米共同訓練では日本のAWACSが単独で空の司令塔として使用され、米日の空中戦の指揮をとりました。
浜松のAWACSは文字どおり、日米共同作戦の空の司令塔として情報提供と管制指揮を担うようになりました。
さらに2002年予算において空中給油機の導入がきめられました。空中給油機の配備先は浜松基地といわれています。
浜松基地広報館では子どもに戦闘服を着用させて軍用機の前で写真を撮らせたり,戦闘のシミュレーションをさせたりして軍事文化を宣伝しています。
こどもたちに戦闘服を着用させて「かっこいい」と思わせる行為はこどもの心に戦争を肯定する精神を植えつけるものです。それはこどもを兵士とする思想につながるものです。こどもたちには生命の尊厳を学ぶ機会をしめすべきです。現在、広報館は軍事教育の地域センターになろうとしています。
浜松基地のAWACSが日米の共同軍事行動を支援し、その空の司令塔として活用されていくことに、わたしたちは強い憤りをもっています。
基地司令をはじめ自衛官のみなさんも、現在の米軍の戦争政策や日本の参戦の政策に批判的意見を持っていると思います。軍事によらない平和政策を求める市民を敵視してはなりません。
いま、政府は周辺事態法、テロ対策法につづき有事立法を制定しようとしています。憲法を軽視し民衆を戦争に動員する政府によって最初に生命の尊厳を侵されるのは自衛隊員自身であり、自衛隊のハイテク兵器で生命を奪われていくことになるのはアジアの民衆です。
わたしたちは、浜松を再び戦争の拠点としないために「自衛官もともに反戦平和の声を!」とつよく呼びかけます。反戦平和を求め海外派兵に反対する声が、自衛隊員とアジアの民衆の生命を守ることにつながります。浜松基地司令をはじめ自衛官のみなさん、このことをぜひここで考えてみてください。
以上のような観点から以下を要請します。
一、AWACSの飛行を中止すること
一、2002年度のグアムでの共同訓練にAWACSを派兵しないこと
一、AWACSの日米共同訓練での使用やテロ対策法以後の派兵支援活動での使用状況を公開すること
一、浜松基地周辺の隠蔽用鉄板やパネル、監視カメラを撤去すること
一、空中給油機の導入配備を中止すること
一、浜松市議会の空中給油機反対の意見書を全隊員に配布すること
一、広報館での戦闘服着用やシミュレーション装置を撤去すること
一、AWACS配備にともない拡大した騒音の被害地域を調査し賠償すること
一、自衛隊員の人権を擁護し、団結権・派兵拒否権を認めること
一、政府の行為によって再び戦争の惨禍をもたらすことがないよう憲法第九条の精神を守ること
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