No more WAR, We want PEACE! 有事法制は国家守って人守らず。私たちは反対します!
反戦・平和アクション
更新:2002年3月4日(月)17:30 (日本時間)

コンテンツ トップ>>資料トップ>>ブッシュ演説に抗議する韓国の女性

ブッシュ演説に抗議する韓国の女性の声明

2002年2月7日、ソウル、韓国にて

私たちは、韓半島で戦争をするぞと脅迫する演説を絶対に認めません

昨年ブッシュ大統領はアフガニスタンに対する戦争を始めるにあたって、すべての国家が彼を支持するように求めました。ブッシュ大統領は、今回(1月29日の一般教書演説で)、テロに対する戦争の第二段階を公告しました。彼は、その際、イラン、イラクとならんで、北朝鮮を悪の枢軸と呼びましたが、それは、韓半島で戦争をするぞという脅迫を意味します。恐怖と不安のセンセーションが私たちの間に巻き起こっています。

ブッシュの強硬なレトリックは、直接には北朝鮮に向けられたものですが、韓半島における平和と平和的統一を求めてきた韓国人民に対する脅迫でもあります。

ブッシュ演説は、北と南の間に再び信頼の精神を築こうという多数の活発な民間の意見をよみがえらせています。今月に行われる米韓首脳会談を前にして、このような意見が湧きあがっているのです。ブッシュの演説は、韓半島における北と南の関係、北朝鮮とアメリカの関係が今後容易ならざるものになることを意味します。さらに同演説は、世界を善と悪に二分し、軍事行動の可能性を増大させることによって、世界を準戦時状態に置こうとしています。私たち女性は、軍国主義の犠牲を知っているものとして、軍国主義に由来する物理的精神的暴力が世界と人類を滅ぼすのではないかと、非常に心配しています。それゆえ、私たち女性は、韓半島における平和と安全のために、さらに平和な世界のために、以下のことを要求いたします。

第一に、私たちは、ブッシュ演説がアメリカの覇権を追求する中で、戦争の雰囲気をひろめ、テロの観念をむやみやたらに拡大していることに対し強く抗議いたします。ブッシュ大統領に対し、好戦的な言辞の撤回を要求いたします。

第二に、私たちは韓半島における緊張と紛争を増大させる如何なる種類の軍事行動も拒否いたします。私たち女性は、私たちの経験を通じて、軍事的行動というものが暴力を世界にあふれさせ、女性、子ども、そして無辜の民衆に対する暴力を増大させることを知っています。また、増大する緊張と軍事的行動は、韓半島の経済に壊滅的打撃を与えるでしょう。北朝鮮とアメリカとの間では、大量破壊兵器の拡散を抑止するための話し合いが行われてきていたのです。私たち女性は、アメリカが、軍事行動によってではなく、アメリカと北朝鮮との間の話し合い・交渉を継続することによって諸問題を解決することを主張いたします。

第三に、私たちは、アメリカが武器の購入を迫ったり、ミサイル防衛のプログラムを正当化するために北朝鮮の脅威なるものを口にすることのないように要求いたします。私たちは、ミサイル防衛が北東アジアの緊張を高めたこと、また、ほぼ確実に武器の競争を作り出したことを心配しています。北朝鮮は、2003年までのミサイル実験の中止を表明しています。9月11日の事件が発生するや、北朝鮮は、テロリストの攻撃を非難し、国連の反テロの条約に署名しました。私たち女性は、最先端の科学や技術や巨大な物的資源が軍事的対決をせきたてるのに用いられるべきではなく、弱者の福祉、人権、環境の改善のために利用されるべきであることを、心から主張いたします。

第四に、私たちは金大中政権がアメリカに抗議し、アメリカの北朝鮮を敵視する政策からはっきりと手を引くことを要求いたします。アメリカと軍事同盟を結んできた韓国が、北朝鮮との平和的な統一の道を歩むためには、熟練した政治的なリーダーシップが必要とされます。韓国が、北朝鮮を戦争のターゲットにするというアメリカの政策を、どうして受け入れることが出来るでしょうか。これは、私たの生計の問題であり、私たちの人生の問題なのです。私たち女性は、韓国政府が北朝鮮との和解と協力を推進するに当たっては、武力を脇へおき、積極的な行動と知恵に基づく政策を推進すべきであると考えます。

第五に、マスコミは、今回の危機が我々の国家と人民の運命に直結していることを理解すべきであると考えます。私たちは、韓半島の平和を促進し、国民の利益に役立つようこの問題を注意深く扱うよう訴えます。

最後に、私たちは、好戦的な言葉が世界に広がることや軍事的行動をストップさせるために、アメリカの学生、政治家、宗教的指導者、婦人団体、平和組織が行動に立ち上がられるよう、熱烈なメッセージを送ります。アメリカの皆さんや全世界の平和を愛する女性や人民とともに、私たちは断固として戦争に反対します。私たちは、私たちの平和を守る努力を継続することを約束いたします。私たちはまた、韓半島の平和を守ることが世界の平和を維持し、促進する上で必要不可欠であることを確信いたします。仲良く暮らすことは、私たち人間にとっての絶対的な義務であると思います。

平和をつくる女たち、戦争に反対する女性たちのピースアクション他35団体
(連絡先:Gyung-Lan Jung, < jglan21@yaoo.com> )

 

このページの先頭へ

資料トップへもどる


Copyright 2001 "PEACEACT-Antiwar Action for the World Peace" Editing Committee. All rights reserved.
このWebサイトに関するすべての著作権および関連する権利は「反戦・平和アクション」編集委員会に属します。
このサイト内の文章・画像などを、ハイパーリンクで紹介することは完全に自由です。
また、ハイパーリンク以外の形態(コピペ・フレーム・IFRAME・ILAYER含む)で、あるいはインターネット外部で紹介・引用する場合は、引用元として私たちの名称“反戦・平和アクション”およびこのサイトのURL(http://peaceact.jca.apc.org/)を併記してください。 Webページからの引用の場合、加えてこのサイトのトップページまたは引用元ページのいずれかにリンクをお張りください。