No more WAR, We want PEACE! 有事法制は国家守って人守らず。私たちは反対します!
反戦・平和アクション
更新:2001年12月6日(木)10:30 (日本時間)

コンテンツ トップ>>反戦・平和運動ニュース>>女性国会議員2名が訪米、バーバラ・リー議員などと会談、平和・反戦の連帯を
◆11.17 日本から女性国会議員2名が訪米、バーバラ・リー議員などと会談、平和・反戦の連帯を約束

 11月17日、衆議院議員の東門美津子さんと北川れんこさんが、米国議会下院議員バーバラ・リーさんと会談した。9月14日、米国議会は、9月11日のテロ事件の犯人に対し軍事力を行使する権限を全面的に大統領に与える決議を可決したが、リー議員はただひとり、これに反対票を投じた。上下院を含め518票の賛成に対する、1票であった。東門さんと北川さんは、リーさんに日本の反戦の声を届け、その
勇気に学び、ともに連帯してさらに反戦の声を高めたいと国会会期の合間をぬって出かけた。

 会談は、リーさんの選挙区カリフォルニア州オークランドで行われた。

 バーバラ・リーさんの「米軍爆撃と日本の参戦を日本人はどう見ているのか、反対運動はどういう状況か」との質問に、両議員から、日本にも米軍の爆撃に反対し、テロを生む原因の根絶を望む人々が少数派ではあるが、力強い運動を展開していること、とくに第9条に「戦争放棄」をうたう憲法をもつ日本では、平和、軍縮、人権擁護の運動が戦後一貫して進めてきたことが語られ、英訳日本国憲法の冊子が手渡された。

 第九条を示されて読んだリーさんは、「すばらしい」と感嘆。が、「このような憲法がありながら、どうして日本は参戦できるのですか」。

 両議員は「連帯を深めともに運動をつくっていくために、ぜひ日本にきてください」と要請し、リーさんは、来年三月、予備選が終わったら行きたいと思う、と答えた。

 政治家になって一番うれしかったときは、「共和党と共同提案でエイズの国際支援に取り組む法が成立したとき」と答えたリーさんの顔には、非愛国的だとの非難の矢面にたっている人の苦渋の表情はない。「反対の投票はつらい決断だった。が、多くの人々に支えられている。むしろ国のほうがたいへんなときで、これからも力を尽くしたい」と、語るリーさんの胸には、赤・青・白のビーズの星条旗を模した小さなブローチが留められていた。真の意味での愛国者であるという自信にみちた笑顔であった。

 リーさんは、98年の上院議員初当選からこれまで、クリントン政権のセルビア爆撃にただ一人反対し、イラク爆撃に反対した五人のうちの一人であった。が、二期目も80%を越える高い支持率で当選している。リーさんは、福祉、軍縮、人権擁護を自分の課題として、人種的多様性に富む米社会の問題と取り組んできた。今回の会談が実現できたのは、北川さんが長年積み重ねてきた人権擁護、とくに在日外国人の人権擁護の市民運動、また、日本の人々が長年取り組んできた反核・平和運動がリーさんに伝えられたことにあった。政党を超えた運動の連帯と広がりが予感できる会談となった。


 バーバラ・リーさんの選挙区のひとつバークレー市議会は、全米で唯一、アフガニスタン爆撃を可能な限り早く中止することを求める決議をあげ、軍事力行使に反対の意志を表した。両議員は、決議を提案したドナ・スプリング議員ほか賛成した5人の議員のうち4人と会うことができた(議員は全部で8人で女性7人男性1人)。車椅子のドナ・スプリングさんは、世界に非暴力の解決を求める議員がいることを知って、たいへんうれしいと歓迎してくれた。ここでも、日本国憲法第9条が感嘆で迎えられ、「このようなすばらしい憲法があるのになぜ」と問いかえされた。

 市議たちのところには、決議以来、地元商店や企業をボイコットするという脅迫めいたものをはじめ非難のE-メールと電話が殺到している。が、市議たちによると、卑劣な内容のものも多いそれらはほとんどテキサス、ノースカロライナといった遠い土地からで、市内からは賛同の声のほうが多いという。

 両議員は、このほか、反核運動団体、日系アメリカ人・在米日本人の反戦ネットワーク、日本太平洋資料ネットワークなどと交流し、地元のラジオ局のトーク番組二本に出演、地元新聞からもインタビューを受けるなどした。アメリカのマスコミは、小泉内閣のブッシュ政権への全面協力、参戦体制しか報道されないので、日本の反戦運動についての話は、行く先々で、驚きと喜びをもって迎えられた。(文責、池田真里)

*参考サイト:地元新聞 (Berkeley Daily Planet)
"Japanese officials applaud Berkeley" by Judith Scherr, Daily Planet staff(11-17-2001):
http://www.berkeleydailyplanet.com/
(サイトの中の Serch Atchives から、Nov. 17 2001 の記事を引き出して読む)

※この記事は、「転載フリー」として掲示された、WTOメーリングリストログから転載しました。


もどる


Copyright 2001 "PEACEACT-Antiwar Action for the World Peace" Editing Committee. All rights reserved.
このWebサイトに関するすべての著作権および関連する権利は「反戦・平和アクション」編集委員会に属します。
このサイト内の文章・画像などを、ハイパーリンクで紹介することは完全に自由です。
また、ハイパーリンク以外の形態(コピペ・フレーム・IFRAME・ILAYER含む)で、あるいはインターネット外部で紹介・引用する場合は、引用元として私たちの名称“反戦・平和アクション”およびこのサイトのURL(http://peaceact.jca.apc.org/)を併記してください。 Webページからの引用の場合、加えてこのサイトのトップページまたは引用元ページのいずれかにリンクをお張りください。